デザインのよみかた
今回はいずれも言葉になる以前の「形」についてのフリートーク。造形から動きへと展開していくアーミン・ホフマンのデザイン教育の原風景と、谷崎潤一郎『陰翳礼讃』の光環境を能楽堂で検証した一日を振り返る。言語以前の身体感覚の往復に、デザイン教育の源流を見る。
前回に引き続き古賀稔章さんをゲストにお迎えして、『グラフィックデザインマニュアル』前後の系譜を整理していただきました。ディレクターと植字工が統合された職業のグラフィックデザイナーが、当時何を目指し、どのように現代へと継承されていったのか、くわしくお話を聞きました。
先日復刊されたアーミン・ホフマン『グラフィックデザインマニュアル』の翻訳を担当された古賀さんをゲストにお招きして話を聞きました。ホフマンの造形原理が持つ射程の広さ、対置の力学の現代性、教育思想の系譜について触れながら、半世紀を超えて読み継がれるモダンデザインの名著を読み解いています。
今回もフリートーク。まずは有名アーティストや文化人の訃報をきっかけに、ロックとプロレスの記憶を辿る話題からスタート。さらに大林が『ユリイカ』に寄稿した「佐藤雅彦主要著作解題」と、中村が胡桃堂喫茶店で開催している「連続講座『はじまりのデザイン学』」についての話をしました。
今回もフリートーク。生成AIチャットサービスとの対話で使う昭和プロンプトの話に始まり、ECサイトで詐欺に遭った話、ミケランジェロの時代のギリシャリバイバルから古着Tシャツの話まで。青山ブックセンター本店で開催した「『はじまりのデザイン学』のよみかた」の文字起こしテキストも公開したので、読んでみてください。