ココロノ本ノ
病理医ヤンデル
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本についての期待と回想。新/古。小説/マンガ/哲学/科学。月3~4。
Recent Episodes
APR 8, 2024
#13『人間がいなくなった後の自然』カル・フリン
本についての期待と回想。草思社、2023年の本をいまさら読みましたが個人的には年間ベスト級(遅い)でした。タイトルから想像できる論調の100倍おもしろい。そもそも「紀行文」としてレベルが高いんだと思います。
10 MIN
MAR 25, 2024
#12『形態学の復権 分子生物学を超えて』吉村不二夫
本に対する期待と回想。1987年初版発行の古書、著者は東京慈恵会医科大学の解剖学講座教授であった吉村不二夫先生です。あなたが病理医なら激烈に楽しく読めるでしょう(ほかの職業人の方がどうかは知りません)。おもしろかった。
10 MIN
MAR 4, 2024
#11『客観性の落とし穴』村上靖彦
本についての期待と回想。ちくまプリマー新書は中高生でも読めるライトな新書、ですが著者があえて簡単すぎる書き方をしているわけではないので多くの方におすすめできます。本書はさすが売れるだけあるという感じ。でもほめまくるだけじゃつまらない。
10 MIN
FEB 26, 2024
#10『アリストテレス 生物学の想像』(アルマン・マリー・ルロワ)
本に対する期待と回想。森夏樹訳、みすず書房2019年の本。上下巻。非常~~に読んでて眠くなる冗長な本です(笑)。ではなぜこれを読むのか、そして人に勧めるのかという話。 番組中で紹介しているブログ記事: https://www.medieviste.org/2019/12/09/%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%ae%e3%82%82%e3%82%8d%e3%81%95%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/
10 MIN
FEB 19, 2024
#9『最終講義 分裂病私見』(中井久夫)
本についての期待と回想。みすず書房の名著、10分では語りきれなかった気もします。「たとえ話」が秀逸だということも、とにかく誰に対しても優しい目線であるということも、ぜんぜんしゃべれなかった。
10 MIN
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