第112回:「スタミナ」の見える化② ランニングエコノミー

OCT 19, 202616 MIN

Description

今週も東京・三軒茶屋にあるcafe&bar「Alte」からのんびりとお届けします。 さて、前回は「VO2Max」をテーマにお話ししました。人間の体を車に例えると、VO2Maxは「エンジンの大きさ」というお話でしたね。でも、エンジンが大きければ必ず速く走れる、というわけではありませんよね。同じ大きさのエンジンを積んでいても、速く走れる人とそうでない人がいるわけですから。 では今週もここで問題。エンジンの大きさが同じなのに、走るスピードや走れる距離に差が出るのは何の違いでしょう? 正解は、そう、「燃費」です。 燃費がいい方が、より少ないガソリンで速く、長く走れるわけです。そしてランニングにおいて燃費にあたるものが、今回のテーマ「ランニングエコノミー」です。 ランニングエコノミーとは、簡単に言えば「どれだけ少ないエネルギーで走れるか」ということ。一定のスピードで走るために必要な酸素量などで評価されます。 例えば、同じペースで走っていても、ある人は余裕綽々、一方である人はゼーハーと息が上がってしまう。この違いが生じる背景には、もちろん体力の違いもありますが、ランニングエコノミーが良い人の方が少ないエネルギーで効率よく走れている、という側面もあるんです。 では、燃費を良くするにはどうすればいいのでしょうか? 一つはランニングフォーム。上下に大きく跳ねたり、必要以上に力んだりすると、その分エネルギーを使ってしまいます。できるだけ無駄のない効率的なフォームを目指したいところです、めっちゃ難しいけど。また、近年その進歩が凄まじいランニングシューズも、ランニングエコノミーの向上に影響を与えていると考えられます。 つまり、エンジンを大きくするだけでなく、燃費も良くすることで、もっと楽に、もっと速く、長く走れるようになる可能性があるんです。 ということで今回は、「燃費の良い走り」を目指すためのランニングエコノミーについて、ゆるーく真面目に雑談します^_^