早稲田大学ハイパーアナウンス研究会(WHAK)
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朗読「奥の細道 序」-アニメ声に出して読みたい日本語 第1回
JAN 3, 2011
朗読「奥の細道 序」-アニメ声に出して読みたい日本語 第1回
アニメ声に出して読みたい日本語 第1回「奥の細道 序」 受験生応援企画「アニメ声に出して読みたい日本語」 古文・漢文と聞くと、堅苦しくて難しいイメージがありませんか? そんな古書漢籍をゆる~く朗読して、身近に感じてもらおうという企画です。 BGM: NoMode "VACATION!" ※劣悪な録音環境のため、楽器のノイズが混入しています。うめき声のようなものが聞こえても「奇跡体験! アンビリバボー 」等には投稿しないでください。 「奥の細道 序」 月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。 舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老をむかふる物は、 日々旅にして旅を栖とす。 古人も多く旅に死せるあり。 予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず、海浜にさすらへ、去年の秋江上の破屋に蜘の古巣をはらひて、やゝ年も暮、春立る霞の空に白川の関こえんと、そゞろ神の物につきて心をくるはせ、道祖神のまねきにあひて、取もの手につかず。 もゝ引の破をつゞり、笠の緒付かえて、三里に灸すゆるより、松島の月先心にかゝりて、住る方は人に譲り、杉風が別墅に移るに、 草の戸も住替る代ぞひなの家 面八句を庵の柱に懸置。
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朗読「奥の細道 平泉」-アニメ声に出して読みたい日本語 第2回
JAN 3, 2011
朗読「奥の細道 平泉」-アニメ声に出して読みたい日本語 第2回
アニメ声に出して読みたい日本語 第2回「奥の細道 平泉」 受験生応援企画「アニメ声に出して読みたい日本語」 古文・漢文と聞くと、堅苦しくて難しいイメージがありませんか? そんな古書漢籍をゆる~く朗読して、身近に感じてもらおうという企画です。 BGM: NoMode "VACATION!" ※劣悪な録音環境のため、楽器のノイズが混入しています。うめき声のようなものが聞こえても「奇跡体験! アンビリバボー 」等には投稿しないでください。 「奥の細道 平泉」 三代の栄耀一睡の中にして、大門の跡は一里こなたに有。 秀衡が跡は田野に成て、金鶏山のみ形を残す。 先高館にのぼれば、北上川南部より流るゝ大河也。 衣川は和泉が城をめぐりて、高館の下にて大河に落入。 泰衡らが旧跡は、衣が関を隔てて、南部口をさし堅め、夷をふせぐとみえたり。 偖も義臣すぐつて此城にこもり、巧妙一時の叢となる。 「国破れて山河あり、城春にして草青みたり」と、笠打敷て、時のうつるまで泪を落し侍りぬ。 夏草や兵どもが夢の跡 卯の花に兼房みゆる白毛かな 曾良 兼て耳驚したる二堂開帳す。経堂は三将の像をのこし、光堂は三代の棺を納め、三尊の仏を安置す。 七宝散うせて、珠の扉(とぼそ)風にやぶれ、金(こがね)の柱霜雪に朽て、既頽廃空虚の叢と成べきを、四面新に囲て、甍を覆て風雨を凌。 暫時千歳(せんざい)の記念とは なれり。 五月雨の降のこしてや光堂
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